【入門】WordPress オリジナルテーマ開発の基本と進め方
2025.09.11WordPressでウェブサイトを構築する際、既存のテーマを使うのが一般的です。しかし、より自由度の高いデザインや、独自の機能を実装したい場合は、オリジナルテーマの開発が欠かせません。
今回は、WordPressオリジナルテーマ開発のメリット、そして開発を始めるための基本的なファイル構成と進め方を解説します。
なぜオリジナルテーマを開発するのか?
既存のテーマは手軽ですが、以下のようなデメリットもあります。
- 不要な機能やコードが多い:
多機能なテーマは、使わないコードが多く、サイトの表示速度が遅くなる原因となります。 - デザインの制約:
テーマのデザインから大きく変更しようとすると、かえって手間がかかることがあります。 - セキュリティリスク:
信頼性の低いテーマやプラグインは、セキュリティの脆弱性につながる可能性があります。
オリジナルテーマは、必要な機能だけを組み込めるため、サイトの高速化やセキュリティの向上が期待できます。また、お客様の要望に合わせた完全オリジナルのデザインを実現できます。
オリジナルテーマ開発で必須の基本ファイル
WordPressのテーマとして認識されるためには、最低限以下の2つのファイルが必要です。
style.css
テーマ情報(テーマ名、作者、バージョンなど)を記述するファイルです。WordPressの管理画面でテーマを認識させるために必要です。index.php
記事一覧やトップページなど、コンテンツを表示するメインのテンプレートファイルです。
これらのファイルに加えて、実際の開発では以下のようなテンプレートファイルを作成していきます。
header.php
ヘッダー部分(サイト名、ナビゲーションなど)footer.php
フッター部分(著作権表示、スクリプトの読み込みなど)single.php
個別の記事ページpage.php
固定ページfunctions.php
テーマ独自の機能を追加するファイルscreenshot.png
テーマのプレビュー画像
オリジナルテーマ開発の基本的な進め方
ステップ1:静的なHTMLでデザインを作成する
まず、HTMLとCSSを使って、完成イメージの静的なウェブサイトを構築します。この段階では、WordPressの機能は考慮せず、純粋にデザインとレイアウトに集中します。
ステップ2:テンプレートファイルに分割する
静的なHTMLファイルを、先ほどの基本ファイル構成に合わせて分割します。共通で表示されるヘッダー部分はheader.php、フッター部分はfooter.phpに切り分けます。
ステップ3:WordPressのテンプレートタグを埋め込む
分割したファイルに、WordPressから動的にコンテンツを呼び出すためのテンプレートタグを埋め込んでいきます。
get_header():header.phpを呼び出すthe_title():記事のタイトルを表示するthe_content():記事の本文を表示するwp_head()/wp_footer():WordPressのコアやプラグインに必要なコードを出力する
ステップ4:functions.phpで機能を拡張する
functions.phpファイルを使って、CSSやJavaScriptの読み込み設定、カスタム投稿タイプやメニューの追加など、テーマに必要な独自の機能を実装します。
WordPress「function.php」の便利なカスタマイズ6選
まとめ
WordPressオリジナルテーマの開発は、少し難易度が高いと感じるかもしれませんが、既存のテーマにはない自由度と、サイトのパフォーマンス向上という大きなメリットがあります。
もし、オリジナルのWordPressテーマ開発やカスタマイズについてお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。