自社インスタグラム運用の基本的な考え方
このページに辿り着いているみなさま。自社のインスタグラム運用について、何から始めればいいのか、どのように運用していけばいいのかなど、疑問をお持ちなのではないでしょうか?
この記事では、自社インスタグラムの運用についての基本的な考え方をシェアします。
1番目に決めるべきは「目的」
自社インスタグラムを運用するとなったとき、まず最初に決めるのが「目的」です。
- 会社の認知度を上げるため?
- 自社サービスの利用者を増やすため?
- インスタグラムのフォロワーを増やすため?
1番やってはいけないのが、フォロワーを増やすことを目的としたインスタグラム運用です。インスタグラムのサービス開始当初こそフォロワー数の多さが1番の価値とされていましたが、それはもう昔の話。いまではフォロワー数が少なくとも、フォロワーと深い関係性を持ってマネタイズにもっていけるなどの事例が増えてきています。多くのフォロワー数を必要とするならば、なぜフォロワーが多くないといけないのか?というところまで深堀りして決めていくことが必要です。
自社インスタグラムを運用する場合には、以下の3つのいずれかがメインの目的とされることが多いです。
- 自社サービスの利用者を増やすため
- 自社業界の潜在ターゲットを増やすため
- 自社サービスの利用者のファン化
まずはこの3つのうちいずれか1つを目的として決めて、運用を始めるのが良いでしょう。目的を1つにすることで、PDCAサイクルを回しやすくなるというメリットがあります。
2番目に決めるべきは「ペルソナ」
目的を決めたら、次は「ペルソナ」を決めましょう。ターゲットではなく、ペルソナです。
ターゲットとは、
- 性別
- 年代
- 職種
など、人物のざっくりとした括りで表現されることが多いものです。
それと比べてペルソナとは、
- 性別
- 年齢
- 職業
- 趣味
- 癖
- 性格
など、特定の1人を想像することができるものです。
目的に反応してくれるであろう「1人の人物」を決めて運用することで、インスタグラムアカウントの方向性が明確化します。
3番目に決めるべきは「方法」
目的とペルソナが決まったら、次は「方法」を決めましょう。ペルソナに対して目的を達成するには、何をどうやって伝えていくか?というところを考えます。
例えば、みなさんの会社のサービスのファンになってもらうことを目的に、みなさんの親友さんをペルソナとして考えてみましょう。
人物像を深堀りしよう
- 親友さんはどのようなことに興味がありますか?
- 親友さんは何時に起きて何時に寝ますか?
- 親友さんは何色が好きですか?
- 親友さんは普段どこで洋服を買いますか?…etc
親友さんについて深堀りすると、どんな人物なのか性格や行動パターンがかなりハッキリしてきましたよね。
どんなものに好反応をしてくれるか考えよう
- 親友さんは何時にインスタグラムを開けそうですか?
- 親友さんはどんなことが投稿に書いてあると指を止めそうですか?
- 親友さんは単色に惹かれそうですか?それともカラフルに惹かれそうですか?
親友さんの性格や行動パターンから、どんなインスタグラムアカウントだと指を止めてくれるものになるのか、考えやすくなりました。
インスタグラムアカウントを魅力的に思ってもらおう
ここまでくれば、運用するインスタグラムアカウントをどのようなものにすれば親友さんが指を止めてくれるのか仮設を立てられているはず。そうしたらその仮設を元に目的を達成するための「方法」を考えます。
- 投稿時間
- 投稿頻度
- デザイン
- 文字数…etc
方法を細かく決めましょう。
定期的な見直しでアカウントを成長させる
目的、ペルソナ、方法を決めたら、インスタグラムアカウントの運用開始です!
全てを1つの場所に記録しておき、最低でも1ヶ月に1回は運用方法の見直しを行いましょう。
- 投稿曜日
- 投稿時間
- 投稿内容
- 投稿写真枚数
- 投稿デザイン…etc
スプレッドシートなどの表に項目を立て、毎回の投稿をメモしておくのがおすすめです。どの投稿が響いたのか?逆にどの投稿は反応がなかったのか?という分析をし「方法」を改善することで、目的とペルソナに合ったインスタグラムアカウントに成長させていきましょう。
日々進化しているインスタグラム
今回は、自社インスタグラムの運用についての基本的な考え方をシェアしました。
インスタグラムは他のSNS同様、日々進化しています。都度最新の情報を確認しながら運用していくことが大切です。
次回以降の記事では、自社インスタグラム運用についての細かい部分や最新情報をシェアしていけたらと思います。
弊社では、自社インスタグラム運用について、ウェブマーケティング目線でのコンサルティングサービスが可能です。ご相談いただけましたら、ご予算に応じたご提案をいたしますので、お気軽にご相談ください。