Figmaとは?初心者向けにわかりやすく解説!Webデザインを劇的に変えるデザインツール
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「Figma」という言葉を耳にしたことはありますか?
Webデザインの世界で、今最も注目されているデザインツールの一つ、それがFigmaです。ブラウザ上で動作し、チームでの共同作業に強く、無料プランも充実しているため、多くのデザイナーに支持されています。
この記事では、Figmaとは何か?という疑問から、その使い方、料金、メリット・デメリット、Adobe XDやPhotoshopとの違いまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
Figmaとは?基本をわかりやすく解説
Figmaは、Webデザインの世界で革新をもたらす強力なデザインツールです。直感的で使いやすく、多くのWebデザイナーやUI/UXデザイナーに支持されています。このセクションでは、Figmaの基本的な情報について、わかりやすく解説します。
Figmaでできること
Figmaは、WebサイトやアプリのUIデザイン、Webデザイン、プロトタイピングなど、多岐にわたる用途で活用できます。
UIデザイン
Webサイトやアプリのインターフェースのデザインを作成できます。ベクターベースのツールであるため、拡大・縮小しても画質が劣化しません。
Webデザイン
Webサイト全体のデザインを作成できます。デザインカンプの作成はもちろん、実際のWebサイトのように動きをシミュレーションすることも可能です。
プロトタイピング
デザインしたUIを実際に操作できる形で表現できます。これにより、ユーザーテストを行い、使いやすさなどを検証できます。
これらの機能を活用することで、デザイン制作の効率を格段に向上させることができます。
Figmaのメリット
Figmaは、Webデザインを効率化し、チームでの共同作業を円滑に進めるための、多くのメリットを持つツールです。このセクションでは、Figmaの主なメリットを詳しく見ていきましょう。
ブラウザベースでどこでもアクセス可能
Figmaはブラウザ上で動作するため、特別なソフトウェアのインストールは不要です。インターネット環境さえあれば、場所やデバイスを選ばずにデザインにアクセスできます。自宅のPC、オフィスのPC、外出先のモバイルデバイスなど、どこからでもデザインを編集・確認できるのは大きな利点です。
チームコラボレーションを促進
Figmaの最大のメリットの一つが、チームでの共同編集機能です。複数のユーザーが同時に同じデザインファイルを開き、リアルタイムで作業できます。コメント機能も充実しており、デザインに対するフィードバックをスムーズに行えます。これにより、チーム全体のコミュニケーションが活発になり、デザインの品質向上にもつながります。
豊富なプラグインで機能拡張
Figmaは、プラグイン機能が非常に豊富です。デザインの効率を上げるための様々なプラグインが利用でき、デザインの幅を広げることも可能です。例えば、アイコン作成、画像編集、アニメーション作成など、目的に合わせて必要な機能を拡張できます。プラグインは、Figmaの可能性を大きく広げる要素となっています。
無料プランが充実
Figmaには、無料プランが用意されています。個人での利用であれば、無料プランでも十分な機能を利用できます。プロジェクト数やストレージ容量に制限はありますが、基本的なデザイン機能はすべて利用可能です。有料プランにアップグレードすることで、さらに多くの機能を利用できるようになりますが、まずは無料プランから試してみるのも良いでしょう。
Figmaのデメリット
Figmaは非常に便利なツールですが、完璧ではありません。このセクションでは、Figmaのデメリットについて解説します。これらの点を理解しておくことで、Figmaをより効果的に活用し、他のツールとの使い分けを検討する際の参考になるでしょう。
オフラインでの作業ができない
Figmaはブラウザ上で動作するため、インターネット接続が必須です。オフライン環境では、デザインの閲覧や編集ができません。インターネット環境がない場所で作業をする必要がある場合は、他のツールを検討する必要があるかもしれません。
例えば、出張先や、電波状況が不安定な場所での作業には不向きです。
高度な画像編集には向かない
FigmaはUIデザインに特化しており、高度な画像編集機能はPhotoshopなどの専門的なツールに比べて劣ります。写真のレタッチや複雑な画像加工が必要な場合は、Photoshopなどのツールと連携して作業する必要があります。Figma内でも簡単な画像編集は可能ですが、本格的な編集には適していません。
例えば、写真の切り抜きや色調補正などは、Photoshopの方がより高度な編集が可能です。
Figmaの料金プラン
Figmaには、利用者のニーズに合わせて、無料プランと有料プランが用意されています。それぞれのプランで利用できる機能や、料金について詳しく見ていきましょう。
無料プランの紹介
基本的なデザイン機能はすべて利用でき、WebサイトやアプリのUIデザイン、Webデザイン、プロトタイピングなど、幅広い用途に活用できます。
スタータープランはこんな人におすすめ
- 個人のプロジェクトに取り組んでいる
- 基本的なデザイン、プレゼンテーション、ブレインストーミングのためのツールが必要
- Figmaの製品を試したい
個人利用であれば、十分な機能が備わっています。ただし、共同作業を行う人数や、保存できるファイル数に制限があるため、チームでの利用や、大規模なプロジェクトには向かない場合があります。
有料プランの紹介
Figmaの有料プランには、小規模チーム向けのプロフェッショナルプランと、チーム向けのビジネスプラン、エンタープライズプランがあります。有料プランにアップグレードすることで、無料プランの制限がなくなり、より多くの機能を利用できるようになります。
プロフェッショナルプランはこんな人におすすめ
- 専門家または小規模チームの一員である
- 1つのチームで無制限にファイルやプロジェクトを管理したい
- 高度なプロトタイプ作成機能と、開発者への効率的なハンドオフが必要
ビジネスプランはこんな人におすすめ
- 組織全体でプロダクトをデザインする企業である
- 無制限のチームと基本的なセキュリティが必要
- 部門間でアセット、ライブラリ、ワークフローを一元化したい
エンタープライズプランはこんな人におすすめ
- 複数のプロダクトやブランドのデザインを行う企業である
- エンタープライズレベルのセキュリティが必要
- スケーラブルなデザインシステムと、よりシンプルな管理者機能が必要
料金プラン一覧
機能 | スターター | プロフェッショナル | ビジネス | エンタープライズ |
---|---|---|---|---|
コンポーネント | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
オートレイアウト | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
高度な描画ツール | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プロトタイプ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スタイル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
バリアブル | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
チーム共有ライブラリ | – | ◯ | ◯ | ◯ |
AI機能 | – | ◯ | ◯ | ◯ |
ファイルの分岐とマージ | – | – | ◯ | ◯ |
ライブラリアナリティクス | – | – | ◯ | ◯ |
組織全体のデザインシステム | – | – | ◯ | ◯ |
REST API | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Dev対応REST API | – | – | – | ◯ |
バリアブル用REST API | – | – | ◯ | |
プラグイン・ウィジェット | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
自身の利用状況や、プロジェクトの規模に合わせて、最適なプランを選択しましょう。
Figmaの始め方
アカウント作成方法
Figmaを始めるには、まずアカウントを作成する必要があります。公式サイトにアクセスし、メールアドレス、パスワード、氏名などの必要情報を入力して登録します。GoogleアカウントやApple IDでのサインアップも可能です。登録後、メールアドレスの認証を済ませれば、すぐにFigmaを使い始めることができます。
アカウント作成は非常に簡単で、数分で完了します。無料プランを選択すれば、費用をかけずにFigmaの機能を試すことができます。
基本的な操作方法
アカウント作成後、Figmaの基本的な操作方法を学びましょう。Figmaは直感的なインターフェースを採用しており、初心者でも比較的簡単に使いこなせます。
- ツールバー:
画面上部には、オブジェクトの選択、図形の描画、テキストの入力など、デザインに必要なツールが並んでいます。これらのツールを使いこなせるようにしましょう。 - キャンバス:
デザインを作成する場所です。ここに図形やテキストを配置し、デザインを構築していきます。 - レイヤーパネル:
画面左側には、作成したオブジェクトがレイヤーとして表示されます。レイヤーの順番を入れ替えたり、表示/非表示を切り替えたりすることで、デザインの管理ができます。 - プロパティパネル:
画面右側には、選択したオブジェクトのプロパティ(色、サイズ、フォントなど)が表示されます。ここでオブジェクトの詳細な設定を行います。
これらの基本的な操作をマスターすれば、Figmaで基本的なデザインを作成できるようになります。さらに、チュートリアルやオンラインの学習リソースを活用することで、より高度なテクニックを習得できます。
Adobe XD、Photoshopとの違い
Figmaは、Webデザインの世界で注目を集めていますが、他のデザインツールとの違いを理解することで、ツールの選択や使い分けがより効果的になります。このセクションでは、Adobe XDとPhotoshopとの違いに焦点を当て、それぞれの特徴を比較していきます。
Adobe XDとの違い
Adobe XDは、Figmaと同様にUI/UXデザインに特化したツールです。Adobe製品であるため、PhotoshopやIllustratorとの連携がスムーズに行える点が大きな特徴です。また、プロトタイプの作成機能も充実しており、インタラクティブなデザインを容易に実現できます。
FigmaとAdobe XDの主な違いは以下の通りです。
- 共同編集機能:
Figmaは、リアルタイムでの共同編集に優れており、チームでの作業効率を向上させます。Adobe XDも共同編集機能を備えていますが、Figmaほど洗練されていません。 - 動作環境:
Figmaはブラウザベースであるため、OSに依存せず、どこからでもアクセスできます。Adobe XDは、macOSとWindowsに対応しており、モバイルアプリも提供しています。 - プラグイン:
Figmaは、豊富なプラグインが利用でき、機能拡張性に優れています。Adobe XDもプラグインに対応していますが、Figmaほどの多様性はありません。 - 連携:
Adobe XDは、Adobe製品との連携が強みです。PhotoshopやIllustratorで作成した素材を、スムーズにXDで利用できます。
どちらのツールもUI/UXデザインに優れていますが、チームでの共同作業を重視するならFigma、Adobe製品との連携を重視するならAdobe XDが適しています。
Photoshopとの違い
Photoshopは、画像編集に特化したツールです。写真のレタッチ、画像加工、イラスト制作など、高度な画像編集機能を備えています。一方、FigmaはUIデザインに特化しており、Webサイトやアプリのインターフェースデザインに強みを持っています。
Photoshopは画像編集に、FigmaはUIデザインに、それぞれ特化しています。デザインの目的に合わせて、ツールを使い分けることが重要です。例えば、FigmaでUIデザインを行い、Photoshopで画像加工を行うといった連携が考えられます。
Figmaの活用事例
Figmaは、その柔軟性と多機能性により、様々なデザインシーンで活用されています。Webデザイン、UIデザインはもちろんのこと、チームでのコラボレーションやプロトタイピングなど、幅広い用途でその力を発揮します。ここでは、Figmaの具体的な活用事例を紹介し、その可能性を探ります。
Webデザインでの活用
Figmaは、Webサイトのデザインに最適です。ワイヤーフレームの作成から、高画質なデザインカンプの作成まで、Webデザインに必要な機能を網羅しています。また、Figmaのプロトタイピング機能を使えば、実際のWebサイトのようにインタラクティブな動きをシミュレーションできます。これにより、デザインの段階でユーザーエクスペリエンスを検証し、より使いやすいWebサイトを設計することが可能です。
- デザインカンプの作成:
Figmaは、ベクターベースのツールであるため、Webサイトのデザインカンプを高品質に作成できます。レスポンシブデザインにも対応しており、PC、タブレット、スマートフォンなど、様々なデバイスに対応したデザインを簡単に作成できます。 - プロトタイピング:
Figmaのプロトタイピング機能を使えば、Webサイトの動きをシミュレーションできます。ボタンをクリックした時のアニメーションや、ページ遷移などを表現することで、ユーザーが実際にWebサイトを操作した時の体験を事前に確認できます。 - チームコラボレーション:
Figmaは、チームでの共同作業を円滑に進めるための機能を備えています。複数のデザイナーが同時に同じデザインファイルを開き、リアルタイムで編集できます。コメント機能も充実しており、デザインに対するフィードバックをスムーズに行えます。
これらの機能を活用することで、Webデザインの制作プロセスを効率化し、高品質なデザインを創出できます。
UIデザインでの活用
Figmaは、UIデザインにも非常に適しています。Webサイトだけでなく、モバイルアプリのUIデザインにも対応しており、直感的なインターフェースと豊富な機能により、効率的なデザイン制作をサポートします。Figmaのコンポーネント機能を使えば、再利用可能なUIパーツを作成し、デザインの一貫性を保ちながら、効率的にデザインを進めることができます。
- UIデザインシステムの構築:
Figmaは、デザインシステムを構築するための機能を提供しています。コンポーネント、スタイル、ライブラリなどを活用することで、デザインの一貫性を保ち、効率的にUIデザインを進めることができます。デザインシステムを構築することで、デザインの変更や更新も容易になります。 - プロトタイピング:
モバイルアプリのUIデザインにおいても、Figmaのプロトタイピング機能は有効です。実際のアプリのように操作できるプロトタイプを作成することで、ユーザーテストを行い、使いやすさを検証できます。 - チームでの共同作業:
UIデザインにおいても、チームでの共同作業が重要です。Figmaの共同編集機能を利用することで、複数のデザイナーが同時に作業を進め、効率的にデザインを制作できます。また、コメント機能を使って、フィードバックをスムーズに行うことができます。
Figmaは、Webデザイン、UIデザインに限らず、様々なデザインシーンで活用できる強力なツールです。その柔軟性と多機能性を活かして、あなたのデザインワークをより効率的に、そしてクリエイティブにしてみてください。
Figmaの学習リソース
Figmaを使いこなすためには、継続的な学習が不可欠です。幸いなことに、Figmaには多くの学習リソースが用意されており、初心者から上級者まで、自分のレベルや目的に合わせて学習を進めることができます。このセクションでは、Figmaの学習に役立つおすすめのチュートリアルやWebサイトを紹介します。これらのリソースを活用して、Figmaのスキルを向上させ、デザインの可能性を広げましょう。
おすすめのチュートリアル
Figmaの公式チュートリアルは、基本的な操作方法から、高度なテクニックまで、幅広い内容を網羅しています。動画形式で分かりやすく解説されているため、初心者でも理解しやすいでしょう。また、Figmaのコミュニティサイトには、他のユーザーが作成したチュートリアルも多数公開されています。これらのチュートリアルを参考に、Figmaの操作方法をマスターしましょう。
- Figma公式チュートリアル:
Figmaの基本的な使い方を学ぶことができます。動画形式で分かりやすく解説されています。 - Udemyなどのオンラインコース:
より実践的なスキルを身につけることができます。有料のものが多いですが、質の高いコースが揃っています。 - YouTubeチャンネル:
Figmaに関する様々な情報が発信されています。チュートリアル動画や、デザインのヒントなど、役立つ情報が満載です。
参考になるWebサイト
Figmaに関する情報を発信しているWebサイトも多数存在します。これらのサイトでは、Figmaの最新情報、デザインのヒント、活用事例などが紹介されています。また、Figmaのプラグインや、デザインリソースなども提供されており、デザイン制作に役立てることができます。
- Figma公式ブログ:
Figmaの最新情報や、新機能に関する情報が発信されています。 - デザイン系ブログ:
Figmaに関する記事や、デザインのヒントが掲載されています。 - Figma Community:
Figmaユーザー同士が交流できるコミュニティです。デザインに関する質問をしたり、他のユーザーのデザインを見たりすることができます。
これらの学習リソースを活用し、Figmaのスキルを磨き、デザインの幅を広げてください。継続的な学習こそが、Figmaを使いこなし、理想のデザインを実現するための鍵となります。
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